第1022回例会
2007 3 9
 
卓話 例会当番 記念祝福
3/9

3/16

3/23
「瀋陽あれこれ」 
  坂本 光伸様 
お茶会例会   
航空公園内 彩翔亭
無相庵 菩提禅堂 堂主
  形山 睡峰様
川島 昇

 栗原 和明

 肥沼 興平
        3月ご夫人誕生
平岡 道子 荻野美智子 室伏智恵子
山田 和子 大舘 敦子
月日 会員数 出席者 出席率 前回修正
3月2日 48名 39名 81.2% 91.6%
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 会長挨拶                          平岡 徳大

 皆さんこんにちは、会長挨拶申し上げます。
 先週は2ツの行事がありました。一ツは大人の将棋大会、とI・Mでした。原選手がディベートに出場、奮闘の甲斐あって58:58の引き分けに持ち込みました。両大会共、大舘委員長ならびに関係各位にご尽力頂き御禮を申し上げます
 
 さて、弥生三月桃の節句に入りました。今年は特に冬が全く寒いという事がなく、降雪日もなく“うすぼけた冬”で春を待つ慶びが全く感じられません。冬は冬らしく、夏は夏らしくうんと暑く(異常気象でなく、あたり前の暑さで)、女は女らしく、が一番良いわけですが、このごろは女も男っぽいのが多くなったようで、昨今“女ことば”も絶えて久しく、若い女性も“ジーパン姿”で“ああ、そうなんだ”とやっており、ご時勢とはいうものの日本の良さはどこへいってしまったのかと思う事もあります。ロータリー会長としましても、はなはだ遺憾に思っている次第であります。
 さて、本日の卓話にアイルランド帰りの鈴木さんをお迎えしております。向うからみて日本は極東すなわち極めて東、FAR EASTという事になり(こちら日本)から見ると、その反対極西FAR WESTにあたり、地政学的接点は丸でありません。
 しかし鈴木さんが彼の地にいったことで当ロータリアンとしても、そちらに注意がいく様になり、アンテナがそっち向きになったという事は鈴木さんの大きな功績ではなかろうかと思っております。
 それで本日は鈴木さんの“前座露払い”という事でアイルランドに就いて少しく申し上げようと思っております。@に先ず緑の牧歌的な国 A名前にO’がつくこと。(この名前が多い)例えばO’niel,O’donnel,O’hara等〃 Bかつては貧しく北米新大陸へ多くの移民を出した事。
以上@〜Bまでが大略ですがBで最も有名になった移民者はジョセフ・ケネディでしょうね。(大統領の親父さんです)新大陸へ渡って株のカラ売りで利益を上げ→密造酒(禁酒法という法律があった)で儲け→民主党へ政治献金して駐英大使の席を手に入れ一代でなり上がった。又映画界でいきますとジョン・フォード監督もアイルランド人で故郷讃美の作品を沢山作っていますので会員の中でも、ご覧になった方が多いと思います。その中でモーリン・オハラ(アイルランド系)の綺麗だったこと。ずい分前の事ですが、きのうの様に思い出されます。例えば“月の出の脱走”“静かなる男”“長い灰色の線”これらは皆故郷アイルランドに題材を取ったものです。特に長い灰色の線は候補生の制服の白いズボンの波が延々とつづくーーーーウエスト・ポイントの陸軍士官学校の体育の助教として一生を奉げたアイルランド生まれのいっこく者の半生を描いた感動的な物語でした。
 又、今から約30年前三木内閣の頃、電機と製薬工業を誘致し、国勢増加を計り、又15年程前にコンピューター関連産業へ目をつけて、マイクロ・ソフト、インテル アップル・コンピューター等を誘致し、これがバカ当りし、今に至って経済況勢は大変安定していると言われています。それでヨーロッパのコンピューターは1/3はアイルランド製と言われ(この当った原因は母国語が英語であった)この事が最大の原因だそうです。(つまり進出企業と共通の言語)前座はこの位にして、それでは鈴木の亜矢子さんよろしくお願い致します。

 幹事報告           本橋正夫

理事会報告
1、 地区大会 4月14日(土)・15日(日)全員登録をお願いし、バスを出したいと思い
ますので大勢の御出席をお願い致します。
2、 大舘信夫社会奉仕委員長より市民将棋大会報告…77名の参加で盛大に行な
われました。収支報告も了承されました。
3、 2月24日(土)飯能プリンスで大変素晴らしい2570地区第3グループIMが行われ
ました。(平岡会長より報告)
4、 こども将棋大会が3月4日(日)市民文化会館で行われます。
5、 職業奉仕委員会・クラブ奉仕委員会の協力で行われます国会見学東京探究の
参加のお願い。
6、 その他
   @町田宗男様出席免除届受理
   A米山奨学金寄付が他クラブより少額の為本年度会計より1人当り
     1000円を出す事を了承
*エバンストンより3種類(意義ある業績賞・会長賞・広報賞)の表彰の推薦〆切日が
 近づ いている事のお知らせ
*国際ロータリー第2570地区第40回インターアクトクラブ次期指導者講習会について
 2月24日(土) 9時〜
*「友」インターネット速報 273.274
*韓国・台湾のクラブと姉妹・友好・提携の関係調査
*埼玉県県民防犯推進室より「防犯まちづくり出前講座の申込書」が届きました
*「第22回市民文化フェア」ご協賛のお願い
*「第10回所沢フレンドリーカップ大会」結果と御礼が届きました。
*例会変更…日高RC、飯能RC
*週報…所沢中央RC、所沢RC、入間南RC

論語の唱和    豊田吉三郎

 子曰く、己んぬるかな、吾未だ能くその過ちを見て、内に自ら訟むる者を見ざるなり。
<現代語訳>
老先生の歎き。残念だな。私は、己の過ちを認め、心に中で己を責めることができる者に出会ったことがないのだ。

 クラブ奉仕委員会   山田富男

 地区大会が4月14日(土)15日(日)です。15日は人数がまとまりますとバスを頼みたいと思います。

 親睦活動委員会    鹿島喜久二

 春の親睦ゴルフを4月18日(水)に武蔵松山カントリーで開催します。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

職業奉仕委員会 新井正義

 企業見学として国会見学及び靖国神社参拝ですが新宿住友ビルにて48階の景観を味わって下さい。申込書を送付してありますので多数の参加をお願いします。クラブ奉仕委員会と共同事業なので精一杯のサービスが出来ると思います。
又、国会見学は議会開催中の見学なの通常では見学出来ない場所も見学出来ると思います。

社会奉仕委員会 大舘信夫

 2月25日(日)第10回の市民将棋大会には、77名の参加者を戴き、最高齢84才、最年少7才までの参加者があり、世代交流と市民交流の場として和やかな雰囲気の中無事終了致しました。
 又、3月4日(日)には五クラブ共同事業の子供とうきち将棋大会が行われますのでご協力の程お願い致します。



 ニコニコボックス   平林 忠 

東京東村山RC
戸澤 忠様
お世話になります。
東京東村山RC
細淵 清様
初めてのメーキャップです。よろしくお願い致します。
平岡 徳大 I・Mの参加ご苦労様でした。
本橋 正夫 I・M参加ご苦労様でした。
荻野 安次 兄の葬儀に商工会議所関連等の方々にご会葬戴きありがとうございました。
肥沼 興平 過日のフォーシーズンゴルフコンペには多数の皆さんのご参加により大変盛会 に行なうことが出来ました。大変有難うございました。その上準優勝の栄誉にあづかり重
ねて有難うございました。
大舘 信夫 第10回市民将棋大会に77名の参加を戴き無事終了しました。会員各位のご協力に感謝致します。

卓話 「留 学 帰 国 報 告」      国際親善留学生  鈴木亜矢子様

 
 所沢西ロータリークラブのご推薦をいただき、2004−5年度の国際親善奨学生として、英国・北アイルランドはベルファストに留学させていただきました、鈴木亜矢子です。
 留学先のアイルランドは、別名エメラルドの島といわれるくらい緑に覆われていて、牧歌的な風景がどこまでも広がるのどかな国です。そして、ベルファストは皆さんが想像するアイルランドの景色とは全く違い、ヴィクトリア朝の建造物が数多く残る、イギリスの雰囲気を色濃く残す町です。高層ビルは一切なく、規模としては川越をもう少し小さくしたくらいの田舎町です。ベルファストというと、タイタニックが造船されたこと、また、1960年代後半から続く紛争、IRAなどのテロ活動が連想されますが、日常生活を送るには何も問題はなく平和です。
 私のホストクラブnewtownabby RCは、ベルファストから車で約15分ほど北へ行った所にあり、毎週火曜日の夜にパブで例会を行っていました。約30名ほどの小さなクラブです。このクラブにはもう一人台湾からの奨学生がお世話になっていましたが、私はほぼ毎週例会におじゃまさせていただいておりましたので、こんなに出席率がいい奨学生は初めてだ、とよく言われました。地元の新聞にも、ロータリーの奨学生として載りました。
 向こうの例会の雰囲気が日本のもと違うのには当初戸惑いを隠せませんでした。例会が始まる前にパブで皆さん一杯やり、例会中もお互い冗談を交わして笑い声が絶えることはありません。まるで同窓会のように毎回盛り上がるので、初めて例会に参加させていただいたときは、緊張でがちがちになっている私はまるで場違いでした。ですが、回数を重ねるにつけ、私もだんだんと場に溶け込み、酔った勢いとロータリアンの方々にのせられて、下手くそなアイリッシュダンスを披露するぐらいまで度胸がつきました。
先日、とあるロータリアンの方から手紙をスカーフが送られてきました。「このスカーフを誇りを持ってきてくれることを心より願います」と手紙にありました。その方は、スコットランドのセルティックで活躍する中村俊輔選手の大ファンで、セルティックはアイルランド人にとって憧れのフットボールチームです。私と中村選手を比べても月とすっぽんですが、異国で活躍する日本人プレーヤーに私の姿を重ねたのでしょう、「お前もがんばれ。そしてあきらめるな」とよくおっしゃいました。このセルティックと日本のマークが半分ずつ描かれたマフラーに、私は国際親善奨学生としての精神がシンボル化されているような気がいたします。私は、なんでもチャレンジすること、決して自分の決めたことはあきらめないこと、他人と自分を許すこと、そうした人生の大事なことを勉強以外に留学で学んできました。苦しかったことも含め、全ての経験はこれからの自分の糧になると確信しています。こうした本当に貴重な経験をさせてくださったロータリーの皆様には心から感謝しております。本当に有難うございました。
                             
                       今週の担当  須澤 一男
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