私が断食をやってみようと思ったきっかけは、石原慎太郎の「老いてこそ人生」という本の中に「動物は食を断って病を治す」という文章があった事です。 その本の中で紹介されているのが石原結實先生です。
この先生は食事と運動で内側から治すという考えで、それを実践しているのが「ヒポクラティック・サナトリウム」という断食施設です。 私は3月6日から10日間入所してきました。
ここでの断食は全く食べない断食ではなく人参の特製ジュースを飲んで過すというものです。 この施設は病院ではなく保養所であり、びっくりする建物でにおいもすごいところでした。
最初の手続きは“契約書”の作成で、要は自己責任において入所する事の確認です。 1日に1200カロリーを摂取するもので、10日間の内7日間断食を行い、残り3日は補食となります。 献立は1日5回人参ジュースや生姜湯で構成されています。 不思議にもこれで全くお腹が空きません。 また朝30分のストレッチ体操を行い、食間も出来るだけ運動をするようにします。 ゴルフも自由です。 最後の3日間は重湯→7分粥→正食となります。 7日間食べていないだけに本当に美味しいと思いました。 当初は建物も酷いし、騙されたとも思いましたが、4日目に先生の講演を聞いて考えが変り本当に来て良かったと実感しました。 断食はお腹のすく心配もありませんし、体もすっかりスリムになり、スーツは全て手直ししたほどです。
先生によると“陰陽思想”は医学にもあてはまるそうで、配布した資料で陰性陽性の体質判定をやってみて下さい。陰性の人は陽性の食物をとれば健康な生活を送ることが出来ます。
私は今“プチ断食”と称して朝は人参ジュースのみで昼までは食べ物を口にしません。 皆さんに自信をもってお勧め致します。
本日は誠に有難うございました。